継続的にトマトを食べて、リコピンの血中濃度を高めて乳酸代謝促進作用を上げ、しっかりランニングやトレーニングできる身体にする積極的食事概念が「トマトローディング」。
暑い季節に旬を迎え、疲労回復に貢献してくれるトマトは積極的に食べたい食品です。
|材料 2人分
バゲット ... 90g(1/2本)
トマト ... 150g(1個)
プチトマト ... 40g(4個)
トマトムース
* トマトムースはなくても結構です。チーズやソーセージ、ハムなど、お好みの具材でも楽しめます。
|作り方
1. バゲット1/2本を半割りにする。
2. 1.にカットしたトマトとプチトマトを乗せる。
3. 2.をトースターで焼く。
|食材について
トマト
「リコピン」が体の酸化を止め、疲労回復を促進するのは広く知られるところ。
「クエン酸」も疲労回復に有効です。体内でエネルギー生産をするTCAサイクル(クエン酸回路)の働きを活発にし、脂肪や乳酸を分解してエネルギーを生み出します。
「13-oxo-ODA」(13オキソODA)にも脂肪燃焼作用があります。
「グルタミン酸」は脳内のシナプスの神経を維持する重要な役割があり、脳活動に必要な成分との研究が発表されています。
加熱すると味が凝縮されて旨味が増すので、より美味しく頂けます。
バゲット
バゲットの特徴は脂質が他のパンと比べて脂質が低いこと。
100g中に含まれる脂質を比較すると、バゲット1.3g、食パン4.4g、ロールパン9.0g、クロワッサン26.8g(クロワッサンはパイ生地なので、正確にはパンではないのですが...)。
脂質を抑えた食事を心がけていて、パンを食べるのであればバゲットを選びたいところ。
また、しっかり焼くとカリカリとした食感になり、しっかり噛むので、食べた満足感があります。
|脳への効果
しっかり焼いたバゲットは、サクサク、カリカリした食感になります。
この食感はストレスを解消するのに役立つそうです。
また、しっかり噛むことは脳の満腹中枢を刺激し、満腹感を早く感じられる効果があります。
|筋肉への効果
「リコピン」「クエン酸」が疲労回復に有効です。
ランニングやトレーニングで疲れや筋肉痛のもととされる活性酸素。活性酸素そのものは、体内に侵入した細菌を攻撃したり、体内の酸素反応を促す働きがあるなどの大切な存在。しかし、体内の消去機能で処理機能が追い付かなくなった時、DNAを傷つけるなどの害を生じさせます。トマトの「リコピン」には活性酸素を消去する働きがあり、効率良い疲労回復が期待できます。
また「クエン酸」はTCAサイクルを活発にするので脂肪や乳酸を分解し、エネルギーに変換します。
|栄養素
トマトのバゲットトーストのみ
エネルギー:146kcal
たんぱく質:4.9g
脂質:0.7g
炭水化物:0.7g
1人分。文部科学省作成の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」に基づいた栄養成分表です。
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