日本人におなじみの「ハッカ」。
万葉の時代から薬草として使われてきました。
実はミントの一種で、ジャパニーズミントという別名があります。
今回はハッカスプレーを作ってみました。
暑さ対策に大活躍しています。
|用意するもの
・ハッカ油
・無水エタノール
・精製水
・保存容器(遮光ガラススプレー容器)
※ ハッカ油にはポリスチレンを溶かす作用があるので、ポリスチレン製(PSの表記で確認)のスプレーボトルは使わないように。ガラス製のスプレーボトルを使えば安全です。また、保存性を高めるために、透明のものではなく、濃い色の遮光性ボトルを使って下さい。
|作り方
1. 無水エタノール・10mlに、ハッカ油を5~10滴混ぜる。
2. 精製水90mlを1.に混ぜる。
※ ハッカ油の量は、刺激が強過ぎないかどうかを確認しながら、少なめから試して下さい。
※ 使う時は容器をよく振ってから。
※ 保存性があまりよくないので、なるべく早く使い切って下さい。
※ 布などに使う時は、シミにならないか試してみてから使って下さい。
|使い方
虫よけスプレーに
虫よけ以外にも、リフレッシュ効果があります。
お風呂上りのボディースプレーに
ハッカは蒸発する時、周りの熱を奪う性質を持っています。お風呂上りにスプレーする事で、身体の表面を冷却し、清涼感をもたらしてくれます。
寝具に
寝具にスプレーすれば、ハッカのすーっとした香りを楽しめます。濃度の薄いハッカにはリラックス効果もあるので、快適な眠りへ誘ってくれます。
網戸やカーテンに
防虫効果が期待でき、爽やかな香りが部屋に広がります。
うちわ・帽子に
うちわにスプレーすれば、メントールの爽やかな風を楽しめます。
帽子にもスプレーしてみて下さい。香りとハッカの冷却作用が、暑さをやわらげてくれます。
クルマに
自動車のマットやシートにスプレーすれば、車中がすっきり爽やかな香りになります。防虫効果も。
|お好みのアロマオイルとブレンドしても楽しい
ちなみに...
僕は、ハッカ油8滴、ゼラニウムやレモングラスのアロマオイルを2滴位ブレンドするのが好みです。
ハッカ油をベースに、お好みのアロマオイルを混ぜるのも楽しいですよ。
ただし、
・ベルガモット
・レモン(圧搾法)
・グレープフルーツ
・ライム(圧搾法)
・オレンジ・ビター
・アンジェリカルート
といった柑橘系のアロマオイルは光毒性があり、日にあたると炎症やシミといった皮膚刺激を引き起こしますので、使わない方が無難です。
異常な暑さの続く今年の夏。
アロマオイルをうまく活用して乗り切りましょう。
非常に暑い今年の夏。
暑さ対策に効く食事、アロマ、おすすめスポットなどを紹介しています。
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